意見交換会 令和7年4月24日

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意見交換会 令和7年4月24日

【久保山住環境を守る会 意見交換会 要約】

「久保山住環境を守る会」として、私たちは何を目指すのか、何ができるのかを確認しました。今後も、対話と法的根拠に基づいた冷静かつ継続的な取り組みを進め、ホームページなどを通じて情報発信を重ねていくことを決めました。

• 日時:令和7年4月24日(木)19:00~20:45
• 場所:久保山集会所
• 主催:久保山住環境を守る会
• 参加者:31名

【主な内容】

1.会の目的と共有事項

【目的】

• マンション建設には基本的に反対する立場である。
• 民家が立ち並ぶ地域に高さ39mの高層建築は不適切であり、景観悪化を招く。
• 設計変更または事業変更による低層住宅の建設を希望する。

【共有事項】

「久保山住環境を守る会」発足の経緯と、これまでの活動の紹介(資料1)。
• 4月15日に開催された事業者説明会の概要(資料2)と、その後の資料請求により判明した新たな課題の共有。
• 「住民が条例に基づき声を上げることは、わがままではなく、まちづくりへの協力である」という立場の確認。

2.住民の不安と意見

• 民泊利用への不安(市内にホテルがなく、駅近であるため)。
• 災害時の安全確保や、分譲マンションの長期管理体制に対する懸念。
• 国立市での「富士山の景観保持」を理由にマンションが取り壊された事例を紹介。
• 長久手市の「美しいまちづくり条例」「景観計画」に基づき、
 ① リニモからの眺望の維持、② まちなみの連続性確保
 といった観点から主張できる内容の確認。
• 集会所周辺の環境悪化(祭事道具の土用干しが困難になる等)への懸念。

3.行政・議会・事業者への対応

• 長久手市、尾三消防、法務局へ資料請求を実施中。
• 3月議会に提出された「陳情」が採択され、「関係機関に善処を求める」との陳情結果を共有。
• 第1回説明会(4月15日)で出た要望への対応状況を確認し、第2回説明会は5月中に開催予定。
 ※事業者からは「働き方改革の影響で土日開催は難しい」との説明あり。
• 景観法第16条に基づく届出や道路使用に関する監視を継続。法的に正当な対応の確認。

4.今後の取り組みと方向性

• 久保山自治会との連携・情報共有(回覧、掲示板の活用など)
• 次回説明会に向けた論点整理のため、意見交換会の定期開催を検討。
• 「のぼり旗」やホームページ(久保山住環境を守る会公式サイト)を活用した意思表示・情報発信の強化。
• 久保山地区に限らず、平池地区などを含めた長久手市全体の都市計画区域としての課題として共有し、連携していく方針。